営業資料の改善事例|初回商談で信頼感と強みが伝わるPowerPoint資料へ

本事例では、明るい配色やカジュアルなイラストによって、企業としての信頼感や専門性が伝わりにくかった20ページの営業資料を改善しました。
オリファイが構成・文章・図解・デザインを見直し、初回商談でも自社の強みと選ばれる理由が短時間で伝わるPowerPoint資料へ再設計しています。

営業資料の作成・改善事例概要

項目内容
資料の種類営業資料
主な用途見込み客への自社サービスの紹介
制作形式PowerPoint / パワーポイント / パワポ
制作ページ数20ページ
制作期間約6週間
改善内容構成の再設計、強み・選ばれる理由の明確化、図解・グラフ化、デザインの刷新
担当範囲情報整理、構成作成、文章・キャッチコピー作成、デザイン、PowerPoint制作

【お客様の課題】

  • 明るい配色とカジュアルなイラストにより、親しみやすさはあるものの、企業としての信頼感や専門性が伝わりにくい
  • 色や装飾の種類が多く、重要な情報が埋もれている
  • 自社の強みや選ばれる理由が整理されておらず、他社との違いが分かりにくい
  • 文章による説明が中心で、短時間では内容を把握しにくい
  • ページごとにレイアウトが異なり、資料全体の統一感が弱い
  • 初めて商談する相手に対して、洗練された企業イメージを与えにくい

【 オリファイが行った改善ポイント 】

オリファイでは、単に見た目をきれいにするのではなく、「初めての商談でも信頼され、自社の強みが伝わる営業資料」を目指して、構成・文章・図解・デザインを全面的に見直しました。

1.資料全体の構成を再整理

見込み客が知りたい情報を基準に、会社概要、サービス内容、強み、選ばれる理由、導入効果などの情報を整理しました。読み手の理解が自然に進むよう、情報の順番も見直しています。

2.強みと選ばれる理由を言語化

既存資料に分散していた情報を整理し、「この会社は何を提供しているのか」「他社と何が違うのか」が伝わるキャッチコピーやメッセージを作成しました。

3.文章や数値を図解・グラフに変換

長い文章や数値の羅列をそのまま掲載するのではなく、関係性や違いがひと目で分かる図解・グラフに再構成しました。

4.情報の優先順位を明確化

各ページで最も伝えたい結論を明確にし、見出し、要点、補足情報の強弱を設計しました。読み手がどこから見ればよいか迷わないレイアウトにしています。

5.配色とデザインを全面的に見直し

使用する色数を抑え、落ち着きのある配色に変更しました。余白を効果的に使い、文字、図形、写真、イラストの配置ルールを統一することで、信頼感と専門性のあるデザインへ改善しています。

6.PowerPointで編集しやすい状態に制作

納品後もお客様自身で文章や数値を更新できるよう、PowerPointのテキストや図形を活用して制作しました。営業先や提案内容に合わせて、継続的に活用できる資料にしています。

 【 改善後の資料】

改善後は、色数を抑えた落ち着きのある配色と、余白を活用した洗練されたレイアウトに統一しました。

各ページで最も伝えたいメッセージを明確にし、文章中心だった情報を図解やグラフに再構成しています。その結果、資料を順番に説明しなくても、ページを見るだけで概要や重要なポイントを把握しやすくなりました。

また、自社の強みや選ばれる理由を整理したことで、単なる会社概要の説明ではなく、「この会社に相談するメリット」が伝わる営業資料へ改善しています。

改善後の主な特徴は次のとおりです。

  • 初めて見る人にも、事業内容やサービスの特徴が伝わりやすい
  • 信頼感、専門性、先進性を感じられるデザインになった
  • 自社の強みと、他社との違いが分かりやすくなった
  • 商談中に説明しやすく、説明後の社内回覧にも活用しやすい
  • 情報を追加・更新しても、デザインの統一感を保ちやすい
  • 編集可能なPowerPoint形式で、営業活動に継続利用できる

※本事例では具体的な商談数や成約率を計測していないため、改善効果は資料の構成・情報伝達・デザイン面に関する内容です。

Before

お客様の課題明るい配色とカジュアルなイラストにより信頼感や専門性が伝わりにくかった


この事例から学ぶ、営業資料を改善する時のポイント

1.会社が伝えたいことより、相手が知りたいことを優先する

営業資料では、沿革や事業内容を順番に並べるだけでは、自社の魅力は十分に伝わりません。「どのような課題を解決できるのか」「なぜこの会社を選ぶべきなのか」など、読み手が判断するために必要な情報を優先します。

2.最初に「何の会社か」を明確にする

表紙や冒頭のページで、会社名だけでなく、提供する価値をひと言で示します。最初の数ページで事業内容が理解できない資料は、その後の情報も十分に読まれない可能性があります。

3.自社の特徴を「選ばれる理由」に変換する

「創業○年」「経験豊富」「丁寧に対応」といった特徴だけでなく、それが顧客にどのようなメリットをもたらすのかまで表現します。

4.1ページに伝えるメッセージを詰め込みすぎない

情報を減らすことが目的ではありません。重要な情報と補足情報を分け、1ページで最も伝えたい結論を明確にすることが大切です。

5.文章を図解にすればよいとは限らない

図解は装飾ではなく、情報の関係性や流れを分かりやすくするための手段です。比較、手順、仕組み、全体像など、図解に適した情報を選んで視覚化します。

6.デザインを企業イメージと商談相手に合わせる

明るく親しみやすいデザインが、すべての会社に適しているわけではありません。企業のブランド、サービスの価格帯、商談相手の役職などを踏まえて、適切な配色や表現を選ぶ必要があります。

7.商談用と社内回覧用の両方を意識する

商談中は話し手の説明がありますが、資料だけが社内で回覧されることもあります。説明しやすさと、資料単体での理解しやすさを両立させることが重要です。


FAQ よくある質問

Q.既存の営業資料をもとに改善できますか?

はい。現在お使いのPowerPoint、PDF、Word、パンフレット、Webサイトなどをもとに改善できます。既存の内容を生かしながら、構成、文章、図解、デザインを見直します。

Q.資料の内容が整理されていなくても依頼できますか?

はい。情報が整理されていない状態でもご相談いただけます。ご提供いただいた資料やWebサイトなどを確認し、必要な情報を整理したうえで構成をご提案します。

Q.デザインだけでなく、文章や構成も改善してもらえますか?

はい。デザインだけでなく、情報整理、構成、キャッチコピー、見出し、文章の要約、強みや選ばれる理由の整理にも対応しています。

Q.会社紹介資料と営業資料には、どのような違いがありますか?

会社紹介資料は、会社の概要や事業内容を伝えることが主な目的です。営業資料は、それに加えて顧客の課題、サービスの価値、選ばれる理由、導入効果などを示し、相談や商談などの行動につなげる役割があります。オリファイでは、利用目的に合わせて必要な構成をご提案します。

Q.納品後に自社で修正できますか?

はい。原則として、文章や数値などを編集できるPowerPoint形式で納品します。更新が想定される部分は、できる限り編集しやすい形で制作します。

Q.制作期間はどのくらいですか?

ページ数や内容によって異なりますが、本事例では20ページの営業資料を約6週間で制作しました。希望納期がある場合は、事前にご相談ください。

Q.会社のブランドカラーや既存デザインを生かせますか?

はい。ロゴ、ブランドカラー、Webサイト、既存のデザインガイドラインなどを確認し、企業イメージを生かしたデザインをご提案します。

Q.機密情報を含む資料でも依頼できますか?

はい。お預かりした情報は適切に管理します。必要に応じて秘密保持契約にも対応します。公開事例では、企業名、ロゴ、数値、文章などをダミー情報に置き換えています。


関連サービス・事例・記事

成果を出す資料作成代行サービス / 成果を出すパワーポイント資料作成研修


山田進一:株式会社オリファイ代表、プレゼンマスター、通称「パワポ日本一」

執筆者・監修者プロフィール

山田進一 株式会社オリファイ 代表取締役・プレゼンマスター。
マイクロソフトMVP(PowerPoint部門)を18年連続受賞し、連続受賞日本一であり通称「パワポ日本一」。パワーポイント/PowerPoint・プレゼンテーション分野の専門家として、営業資料、提案書、会社紹介資料、セミナー資料など、企業向けプレゼン資料の企画・構成・デザイン・制作を数多く手がける。これまでに、大手企業から中小企業まで幅広い業種の資料作成・改善を支援。見た目だけでなく成果を出す資料作成を重視し、PowerPoint資料作成代行、プレゼンテーションコンサルティング、企業研修・セミナーなどを通じて、多くの企業の売上アップを支援している。詳しくは 山田進一プロフィール をご覧ください。


情報はあるのに、うまく伝わらない資料になっていませんか?
オリファイが、読み手に伝わり、行動につながる資料へ改善します。